第25回『春日井の古代土地制度ー条里制の検討を中心にー』

　2015年３月１日（日）民活動支援センター（ささえ愛センター）において第25回「ふるさと春日井学」研究フォーラムをテーマ『春日井の古代土地制度－条里制の検討を中心に－』で開催しました。
講演は、愛知県文化財保護指導委員、春日井郷土史研究会会員の高橋敏明氏でした。高橋氏は長年春日井市の文化財行政に携われる傍ら春日井の条里制についての研究を続けてこられました。一枚の「安食荘」古絵図を基に古代春日井の条里制の存在形態がどのようなものであったのを、従来の諸学説との比較から、地域の研究者ならではの地道な実証検をもとに講演されました。興味深い内容に、市民27名が熱心に聴き入り、参加者からの質疑応答も多数ありました。