第26回『書のまち春日井と空海ー景教碑を中心にー』
公開日:2024年05月16日 最終更新日:2024年05月17日
4月5日(日)市民活動支援センター(ささえ愛センター)において第26回「ふるさと春日井学」研究フォーラムをテーマ『書のまち春日井と空海ー景教碑を中心にー』で開催しました。講演は、愛知福音キリスト教会牧師の川口 一彦氏でした。川口氏は日本景教研究会会長であり編著「景教-東回りのキリスト教・景教とその波紋-」(2014年6月イーグレープ出版)があります。また、書家でもあり、書道団体「以文会」の役員として活躍されておられます。長年の宗教学の研究の成果として中国西安の「景教碑」の分析研究によってキリスト教が東回りルートで中国に布教されたことや、遣唐使で渡った空海が「景教」を学び真言密教の教義の参考にしたのではないか、「いろは歌」は「景教」が基になっていたのではないか等々興味深い講演がありました。ケーブルTV・CCNETの取材もあり、市民30名が熱心に聴き入り、参加者からの質疑応答も多数ありました。
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