かすがい市民活動情報サイト「ふるさと春日井学」研究フォーラムお知らせ第67回「ふるさと春日井学」研究フォーラム テーマ『和爾良神社再興800年祭と小野道風』 ー和爾良神社合祀・再興八百年祭と小野匠守道風命御鎮座についてー

第67回「ふるさと春日井学」研究フォーラム テーマ『和爾良神社再興800年祭と小野道風』 ー和爾良神社合祀・再興八百年祭と小野匠守道風命御鎮座についてー

公開日:2024年05月17日 最終更新日:2024年05月17日

平成31年4月7日(日)市民活動支援センター(ささえ愛センター)において「ふるさと春日井学」研究フォーラムをテーマ:『和爾良神社再興800年祭と小野道風』と題して、山本哲夫氏(本会会員・和爾良神社合祀・再興八百年祭実行委員会副実行委員長)に講演していただきました。
小野道風の生誕については今日まで松河戸説・上条説の両説が言い伝えられて来ました。近年の研究では松河戸説でほぼ決着しているのではないかと言われてきましたが、上条地域の人々による「和爾良神社再興800年祭」の実行にあたって、上条生誕説が、考古学的視点を根拠にした説得力ある見解が示されることによって、生誕地論争に新たな一石が投ぜられました。山本氏は、和爾良神社再興800年記念誌の編集の傍ら現在橿原考古学研究所の研究員でもあり、以前から古代史、歴史考古学の立場から和爾氏(和爾良神社)、上条城の埋蔵史跡に注目されてこられる中で、道風の居宅跡は上条城付近の可能性が高いとの仮説を立てられ研究をされてこられました。これを機に道風生誕地論争が再び盛り上がることが期待されます。興味深い講演となりました。参加者は31名でした。

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