第24回『小野道風春日井誕生説の検証』

２月１日（日）市民活動支援センター（ささえ愛センター）において第24回「ふるさと春日井学」研究フォーラムをテーマ『小野道風春日井誕生説の検証』で開催しました。
講演は「ふるさと春日井学研究」フォーラム副会長 塚田忠雄氏でした。同氏は、地域での「小野道風研究」の第一人者で、長年に渡って生誕伝説のある地元でしか判らない歴史的地理的感覚、地元でしか理解できない歴史の閃き、そして何よりも道風に関わる資料を全国各地を足で確かめ片っ端から丹念な聞き取りによって歴史学上不明な点の多い人間「小野道風」の真実に迫る研究活動を長年してこられています。
当FORUMでは今日まで、『「書のまち春日井」と小野道風』（2013.3.3）、『小野道風出生の真実』（2013.10.13）を発表されてきましたが、今回のテーマ『小野道風春日井生誕説の検証』は、「もし、道風が春日井で誕生していたとしたならば、10歳前後で英才教育をどこで受け、なぜ宮廷から白羽の矢が立ったのか・・・」等々を中心に今までの研究成果を熱く語られました。興味深い内容に、市民30名が熱心に聴き入り、参加者からの質疑応答も多数ありました。