かすがい市民活動情報サイト「ふるさと春日井学」研究フォーラムお知らせ第23回『御嶽講と覚明霊神』

第23回『御嶽講と覚明霊神』

公開日:2024年05月16日 最終更新日:2024年05月18日

講師は櫻井芳昭氏(春日井市文化財保護審議委員)でした。この日は「鏡開き」の日とあって、この話から始まった。昔は「松の内」(門松を飾ってる期間)が12月13日から1月20日まであったが、三代将軍徳川家光が4月20日に亡くなったことで、忌日(きじつ)を避けて幕府のある関東では1月11日に行うようになった。関西に徹底されず、15日になったという。徳川家の黒書院では、江戸にいる徳川家を集め「勝川具足」と呼ぶ鎧兜の前に鏡餅を供え儀式を行ったという。各藩に戻って武運長久を祝い、「具足開き」の1月11日にはそれを槌で割り食べたという。小牧長久手の戦い以来の無敗の縁起をかついで「勝川」をつけてきた。ふるさとのお宝として、「勝川具足」を宣伝する必要がある、まち起しのヒントになるのではと話された。参加者は40名でした。
添付ファイル
会報23.pdfPDF形式

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