11月月例会 「積極的なアプローチ」
公開日:2024年11月02日 最終更新日:2024年11月02日
カウンセラーの「積極的なアプローチ」
カウンセラーはクライエントとのかかわりにおいて、繰り返しや、要約のレスポンスだけでは、クライエントは進んでいくことが困難である場合があります。
そんな時、カウンセラーは、クライエントの状況をみながら、あえて質問や提案などを提示していく『積極的なアプローチ』を試みることがあります。
『積極的なアプローチ』は、適切なことば選び、語彙の選択、そのタイミングのむつかしさがあり、アプローチのタイミングが合わないと、クライエントがカウンセラーに対して不信感を持つ可能性も考えられるため、慎重におこなう必要があります。
クライエントとカウンセラーの関係が十分に信頼関係に足りるとき『積極的なアプローチ』はクライエントの、より前に、より深く考察することにつながり、進んでいくことの手助けになりえます。