「15分勤務を全国に拡げる会」初回交流会を開催してみて

去る12月10日の午後およそ2時間程度、初回交流会が開催されました。

これは、不登校・ひきこもり対策のひとつとして注目される「15分勤務」を周知拡大するためのもので、

主催元である「ワンぽてぃと」を会場としました。

初回参加者は10名。冒頭ではそれぞれの方の自己紹介と併せて、

日々の活動について想いや苦労している点等が話され、開始早々から参加者の熱の高まりを感じました。

出席された皆様は、長年、この不登校やひきこもり問題に悩まされてきたが、

自身が乗り越えてきた経験を何等か支援の力に変えたいという方々でした。

印象的だったのは、参加者最年少の専門学校生の声。

これまでの体験談を生々しい語り口で発表頂きました。

ご本人の独創的な性格と考え方により、今やV字回復とも呼べる活躍を見せていらっしゃいます。

「あの暗闇も無駄ではなかったこと」を知る光明になりえたことは参加者一同の見解だと思います。

後半では、同席者間のフリートークによる文字通りの交流が成されました。

立場や地域が違えでも抱える問題は共通。即座にその壁を取り払うことが出来た様子。

早速、次回開催を望む声も聞かれ、本会の趣旨が現実のものになるべく具体的な活動へと結びつくことを願ってやみません。

ご多忙の折り、ご参加された皆様への感謝と共に今後この繋がりを大切にして行けたらと思います。