2023/05/17 名古屋市史跡散策路「名古屋港と築地周辺史跡めぐり 」《5月活動紹介》
公開日:2023年05月24日 最終更新日:2023年05月24日
2023/05/17 名古屋港と築地周辺史跡めぐり
《5月活動紹介》今回は地下鉄名古屋港駅より東海通駅までの仲間7人と史跡を散策してきました。
当日は報道で「熱中症警戒」予報があり普段よりこまめな休憩と水分補給をし、散策中は日陰を探して歩きました。
✿ガーデンふ頭
ポートビル、南極観測船「ふじ」、臨港緑園がある。また、港務所長として、名古屋港の建設と発展に功績を残した奥田助七郎の胸像がある。
◆奥田助七郎の胸像
名古屋港の建設と発展に尽力した県の土木技師。
◆名古屋港ポートビル
海に浮かぶ白い帆船をイメージした高さ63mのビルで、海洋博物館、7階は展望室がある。
◆南極観測船「ふじ」
〇ふじの主錨(しゅびょう)「いかり」
〇ふじのプロペラとプロペラ軸
〇タロ・ジロ胴像
映画『南極物語』で南極に置き去りになったタロ・ジロ犬です。
◆ガーデンふ頭臨港緑園
〇リトル・マーメイド
アンデルセンの童話「人魚姫」をもとに制作された像で名古屋市制100周年、世界デザイン博覧会を記念して寄贈された。
〇モアイ像
チリ(イースター島)との親善・友好を記念して市民によって再現された。
✿港橋
港橋の下を堀川から中川運河に通じる水路が昭和40年頃まで有り、運河の利用が少なくなり、運河は埋め立てられた。
標板 親柱
親柱 欄干(港橋広場公園側)
✿築地神社
築地神社は昭和13年(1938)、海の守護神と称される素盞嗚尊を熱田神宮より勧請し、港の鎮守として創建された。
石柱 鳥居
拝殿
金毘羅宮石標 祠
✿善光寺
本堂は平成二十一年(2009)秋に落成し、堂内には善光寺縁起を描いた額装の二四枚の絵が掲げられている。
本堂脇壇には、京都臨江寺より招来した阿弥陀三尊が安置されている。
本堂 入口の道標『左 名古屋市築地 右 前ヶ須桑名』
✿平和橋
昭和12年、港区(当時は南区)で名古屋汎太平洋平和博覧会が開かれ、3月15日から5月31日の78日間で、入場者は約480万人に達した。この博覧会のために約13万円をかけて建設され、その名も博覧会の「平和」の二字をとって名付けられたものであり、博覧会の記念として残る唯一のものである。
案内板
平和橋
✿津金文左衛門胤臣頌徳碑 (つがねぶんざえもん)
寛政3年(1791)熱田奉行兼船奉行となり、熱田前新田の広大な新田を開拓しました。この功績をたたえ昭和27年(1952)この頌徳碑が建てられました。
説明版 頌徳碑(徳川義親書)
✿尾張磁器発祥之地碑
津金文左衛門の援助により新しい製磁法を確立した加藤吉左衛門と民吉の功績をたたえ昭和13年(1938)に建てられた。
石碑
✿伊勢湾台風記念碑
昭和34年(1959)9月26日午後9時頃、名古屋市を襲った伊勢湾台風は人の尊い命を奪い去った。この母子像は無災害と発展を願い昭和37年(1962)建てられた。
台座から2m下が浸水位であると伝える。
モニュメント
✿稲荷社
享和元年(1801)熱田前新田が完成すると、津金文左衛門は各地から農民を募り耕作に従事させた。新田の中川以東である東ノ割地区の氏神を祀ったのが稲荷社である。
鳥居と拝殿
✿伊勢湾台風浸水位標
水位標 (中川小学校内)
以上