かすがい市民活動情報サイト歴史探訪街道ウォーキングの会活動紹介学術・文化・芸術・スポーツ2023/02/15 名古屋市瑞穂区の史跡散策路「貝塚と城あとを偲ぶ道」を巡る。《2月の活動紹介》

2023/02/15 名古屋市瑞穂区の史跡散策路「貝塚と城あとを偲ぶ道」を巡る。《2月の活動紹介》

公開日:2023年02月18日 最終更新日:2023年02月18日

2023/02/15 名古屋市瑞穂区の史跡散策路「貝塚と城あとを偲ぶ道」を巡る。
 JR千種駅に集合して地下鉄で瑞穂運動場西駅に向い、偲ぶ道を歩きはじめたが、2026年に開催されるアジア大会でメイン会場となる名古屋市瑞穂公園陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム)の建替え工事が進み迂回され、方向感覚が狂い、何とか探し充て競技場の「瑞穂古墳群(二号墳)」、「下内田貝塚」、「大曲輪貝塚(未発見)」、東側の「あゆちの水」を発見して、これから先は地図に沿って廻っていける感覚がつかめた。山下通交差点にある「道分け地蔵」、「行信寺」、「東八幡社」、「中根中ノ城跡」、「中根城井戸跡(未発見)」、「観音寺(北条八幡社)」、「北条八幡切り株」、「西八幡社」、「宝蔵寺」、「中根銅鐸発見地」を廻り地下鉄新瑞橋駅より各グループに分れ帰宅した。
✿瑞穂公園陸上競技場
 ここは縄文時代から古墳時代に多くの貝塚が存在したと伝える。
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競技城内の山崎川に架かる瑞穂橋
✿瑞穂古墳群(二号墳)
 瑞穂古墳群の二号墳は高さ5m、径30mほどの円墳で、ほぼ原型を残して保存されている。
一号墳は豊岡小学校内に、三号墳には、現在野球場が建っており今では何も残っていない。
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二号墳
✿下内田貝塚
瑞穂古墳群と同じ頃の遺跡であったと伝える。
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下内田貝塚
✿大曲輪貝塚(未調査)
✿あゆちの水(伝承地) 
 尾張の名水の一つといわれ、万葉集で詠まれている「小治田の年魚道の水」はここであるという説があり記念碑(歌碑)と井戸がある。『小治田(おわりだ)の 年魚道(あゆち)の水を 間(ひま)なくぞ 人は汲むといふ 時じくぞ 人は飲むといふ 汲む人の 間なきがごと 飲む人の 時じきがごと 我妹子(わぎもこ)に 我が恋ふらくは やむ時もなし』(13-3260)
《藤原師長の伝説》
あゆちの水記念碑や石で囲った古い井戸がある付近は、藤原師長がこの地で京都をしのびながら琵琶を弾いていたという伝説がある師長町です。
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あゆちの水
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井戸
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琵琶ヶ峯の石碑
✿道分け地蔵
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道分け地蔵
✿行信寺
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行信寺
✿東八幡社(ひがしはちまんしゃ)
祭神は応神天皇です。
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参道
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拝殿
✿中根中ノ城跡(未調査)
永禄四年(1561)から天正18年(1590)に織田越中守信照(信秀九男・信長の弟)が築城した。中根城は、北城、中ノ城、南城があったと云われる。
✿中根城井戸跡
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中根城井戸跡
✿観音寺(北条八幡社)
慶長10年(1605)開基万誉存公が創建。
本尊は阿弥陀如来です。徳川源敬公(尾張藩初代藩主)より拝領したものと云う。
観音堂には元和8年(1622)千手観音が納められている。
中根南城の一部であり北条八幡社の祭神は応神天皇であり中根南城の鎮護神ともいわれている。その脇には樹齢400年を超す黒松(市指定文化財)が在城当時をしのばせ残っている。
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山門   本殿
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北条八幡社と北条八幡切り株
✿西八幡社
祭神は応神天皇です。
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参道   拝殿
✿宝蔵寺」
天文12年(1534)大安守公が創建であり。昔は寺子屋があった所と云われている。
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本堂   
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宝篋印塔(文政12年(1829))
✿中根銅鐸発見地
明治3年(1870)に発見され、袈裟襷文(けさだすきもん)の文様があり、三遠式銅鐸の普通の型で、雷文があるのが特徴であり、弥生時代のものと云う。
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説明版(仁所公民館前)
以上

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