トヨタ財団 2025年度国内助成プログラム
更新日:2025年04月29日
私たちの暮らしを取り巻く環境は、世界とのつながりが益々強まっています。2019 年に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は瞬く間に地球規模に広がり、近年の様々な異常気象や災害を引き起こす気候変動、限りある資源や領土を巡る争いがもたらす影響は、日本という国や社会だけでなく、私たち一人ひとりの日常にまで直結する状態になっています。
他方で、国内に目を向けると、高齢化や人口減少に伴い世代間および地域間の不均衡が益々大きくなると共に、国籍や文化、価値観、生活習慣、生活環境などにおいて多様な背景を持つ人々が混在する社会状況が進んでいます。
歴史的な転機に直面していると考えられる日本の現況を踏まえ、既存の社会システムや制度、手法などにおける諸課題を捉え、急速に発展する情報技術を積極的に活用しながら、日本全体および各地域の持続可能性や発展可能性を高めていくことが重要と考えます。
このような問題意識に基づき、国内助成プログラムでは『新常態における新たな着想に基づく自治型社会の推進』というテーマを設定し、変わりゆく「新常態」と市民・住民一人ひとりが柔軟に向き合い、多様な主体との協力を通じて乗り越えていく力と術を身に付けていくことに焦点をあて、以下の 2 つのカテゴリーでの助成を実施します。
≪2025 年度助成カテゴリー≫
1)日本における自治型社会の一層の推進に寄与するシステムの創出と人材の育成日本全体で自治型社会が推進されていくことを目的とし、各地域における自治の基盤づくりの動きを支え促進すると共に、社会全体に波及する仕組みや制度づくり、その担い手となる人材の育成
2)地域における自治を推進するための基盤づくり
一人ひとりの「暮らし」を起点に、地域資源や人と人の関係性を見つめ直し、多様な関係者との対話を重ねながら、在りたい姿の実現に向けて地域内の主体性や参加・協力の仕組みが育っていく基盤づくり
外部リンク | https://www.toyotafound.or.jp/grant/community/ | |||||||||||||||||||||||||
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実施団体 | トヨタ財団 | |||||||||||||||||||||||||
助成対象 |
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問い合わせ先 | 公益財団法人トヨタ財団 国内助成プログラム 担当:武藤、鷲澤、寺田、石井、村井 Email:gp4ca@toyotafound.or.jp TEL:03-3344-1701(月~金曜日(祝祭日を除く)10:00~17:00) ※在宅勤務を併用しているため、ご連絡はできる限り電子メールでお願いします。 |
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募集期間 | ~2025年06月05日(木) |